子どもが生まれると、節目のお祝いやお年玉などをいただく機会が増え、将来の教育費として預貯金しておく方も多いかと思います。
でも、子ども名義の口座開設は自分の手続きとは必要書類などが異なる場合もあり、ちょっとハードルが高く感じますよね…。
先日、我が家もお年玉貯金をするために子ども名義のゆうちょ銀行口座を開設しました。
そこで今回は、子ども名義のゆうちょ銀行口座を開設したときの手続きの様子についてご紹介します。

手続きの流れや窓口での確認事項も併せてご紹介するので、ぜひチェックしてみてください!
口座開設に必要な持ち物
口座開設に必要な持ち物はこちら。
名義人(子ども)・親権者の本人確認書類
本人確認書類ですが、ゆうちょ銀行の公式サイトによると、
- 本人確認書類は原則として顔写真付きのものに限る
- 未成年者等で顔写真付きの本人確認書類がない場合は、2種類の本人確認書類が必要
とのこと。
▼親権者の方がお子様の口座を開設される場合にお持ちいただく本人確認書類の例
未成年のお子様
(口座名義人)親権者の方
(法定代理人)例1 マイナンバーカード(顔写真なし)
+
母子健康手帳運転免許証 例2 母子健康手帳
+
住民票の写し運転免許証 引用:ゆうちょ銀行「口座開設時の本人確認書類」

顔写真なしのマイナンバーカードをお持ちの方は注意が必要ですね。
銀行印
インターネット上からゆうちょ銀行の口座開設をする場合は印鑑の届け出は不要ですが、16歳未満の子どもは口座のネット開設ができないため、銀行印も必要となります。
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口座開設の手続きの流れ
Step1. 本人確認書類の提示
窓口で番号を呼ばれ口座開設の旨を伝えると、まず本人確認書類の提示を求められました。
我が家は親・子ともにマイナンバーカード(写真あり)を提示。
Step2. 必要書類を記入
続いて記入書類を何枚か出されるので、記入していきます。
私たちが記入したのは次の3枚でした。
また、ここで届け印(銀行印)も押印しました。
Step3. 確認事項のやりとり
記入が終わると、口座についていくつか確認されます。
主な確認事項はこんな感じ。
確認が終わったところで、一旦待合席で待つよう案内され窓口を離れました。
私は最初理解できていなかったのですが、ゆうちょ口座を利用した一部の取引(例:財産形成(年金、住宅)定額貯金の申し込み)にはマイナンバーの届出が必要であるため、それをあらかじめ届け出ておくことに同意するか、という確認でした。
マイナポータルから行う「公金受取口座の登録(官公庁からの給付金等を受け取る口座をあらかじめ登録できる制度)」ではないことに注意が必要です。(詳しくは公式サイト参照)
Step4. 暗証番号の入力
窓口で呼ばれ、暗証番号を入力しました。
入力したら再度待合席で待つよう案内されます。
Step5. 通帳の受け取り・口座についての説明
再び窓口で呼ばれ、出来上がった通帳を受け取りました。
また、次の2点について案内を受け、手続きは終了しました。

今回は呼ばれてから手続きが終わるまで、概ね20分ぐらいでした。
感想
今回子どものゆうちょ口座を開設してみて思ったのは、「想像していたよりは難しくなかった」ということ。
窓口の職員さんの案内もスムーズだったので、個人的には自分が口座開設するのと同じくらいの感覚で手続きができたように感じました。
ただ、顔写真付きの本人確認書類がない場合は複数用意する必要がある(しかも何でもいいわけではない)ので、不足書類があった場合出直しが必要となる場合も。
また、窓口の混雑状況によっては相応の待ち時間が発生する可能性もあるので、時間に余裕を持って手続きする必要がありそうです。
まとめ
以上、我が子のゆうちょ口座を開設したときの様子をご紹介しました。
これからお子さんのゆうちょ口座開設を検討されている方の参考になれば幸いです!