「母乳がいい」「いやいや今はミルクでも全然OK!」
育児を始めると、あらゆる情報が飛び込んできますよね。
でも実際は、「どっちがいいか」よりも「どっちが合うか」が超重要。
今回は、私が母乳・ミルク両方をひと通り経験した中で感じた、リアルなメリット・デメリット、そして我が家の授乳の変遷や感想についてまとめてみました。

あくまで一個人の感想ですが、「こう考える人間もいるんだ」と思っていただければ幸いです!
母乳育児のメリット・デメリット
メリット
- お金がかからない(圧倒的に経済的!)
- 赤ちゃんの免疫力UPにつながると言われている(SIDS対策にも)
- 準備なしですぐにあげられる(寝かしつけにも使える)
- 荷物が少なくてお出かけが楽(哺乳瓶やミルクの準備が不要)
- 母体の体重が落ちやすい(人によるが私は減りやすかった)
デメリット
- ママしか授乳できない=育児を交代しづらい
- 頻回授乳がしんどい(初めは1日14~16回、もっと多い人も?)
- 服が限定される(授乳口のある服が基本)
- 食べ物・飲み物に気を遣う(カフェインや刺激物など)
- 授乳間隔が空くと張って痛い・乳腺炎など体調を崩しやすい
- 飲んだ量が目に見えないので不安になることも

自分が食べたものが赤ちゃんに影響するのって、妊娠期で終わりだと思ってた…(笑)
ミルク育児のメリット・デメリット
メリット
- 誰でも授乳できる(夫や家族にもお願いしやすい)
- 自分の服・食事の制限がほぼゼロ
- 飲んだ量が分かるので管理しやすい
デメリット
- 毎月のコストがそれなりにかかる
- 外出時の荷物が増える(ミルク・お湯・哺乳瓶セット)
- ミルク作りや哺乳瓶の洗浄・消毒の手間がかかる(夜間は特にしんどい)

メリットやデメリットをどのくらい感じるかは、もちろん個人差によるところもあります。
我が家の授乳遍歴
我が子は、生後すぐから混合育児(母乳+ミルク)をスタートしました。

というのも、出産前は「母乳でもミルクでも、どっちでも大丈夫かな〜」というスタンスで、あまり深く考えずに当日を迎えた感じです。
そして流れのままに混合育児に。
それが生後4ヶ月後半まで続き、その後は完全ミルク育児(完ミ)に切り替えました。

ちょうど離乳食が始まるタイミングだったので、授乳スタイルを一本化することにしました。
混合育児って実際どうだった?正直な感想
やってみて思ったのは…「混合はめちゃくちゃ大変」ということ!(巷でも実は一番大変って言われてますよね)
たとえば、母乳のメリット「準備なしですぐあげられる」「荷物が減る」などは混合だとあまりメリットにはならない。
一方、「張って痛い」「食事・服の制限」などのデメリットはしっかり食らいます。

今思えば、私にとって混合育児が「考え抜いた末に出した結論」ではなかっただけに、大変なときに頑張りきれなかったのかも。
授乳のこと、今ならこう思う
過去の自分にしてあげたいアドバイス
いま出産前の自分に伝えたいのは
「自分がどうしたいか考えて心を固めておけ!!」
もちろん、生まれてからでないと分からないこと(母乳の出など)や、実際に経験しないと気づけなかったこともあります。
が、「ちゃんと考えておけばよかった…」という後悔はしないで済む!!!

今は母乳神話なども薄れてきて、より自分(母親)がどうしたいかが重要になってきている気がします。
もしもう一度やり直せるなら?私が選ぶ授乳スタイル
もしまた出産することがあれば、そのときは「初乳だけ飲ませたら、あとは完ミでいきたい」と思っています。
仮に出産前に戻れたとしても、そう思うかも…。

ただ、もちろんこれは私個人の感じ方です。
母乳が合う方もいれば、ミルクの準備や手間を負担に感じない方もいて、本当に人それぞれ。

だからこそ、「自分にとっての正解」を自分で選べたら、それが一番だと思います。
授乳の悩みも人それぞれ…我が子が直面した「授乳ストライキ」の記録はこちら☟
まとめ:正解は一つじゃない。だからこそ、自分のスタイルを大事に!
母乳とミルク、それぞれに良さも大変さもあって、「どっちが正解か」なんて一概には言えるものではないです。
それよりも、「私はこれでいきたい!」という自分の気持ちや感覚を大切にしていいと思います。

もしこれから授乳スタイルを考える方がいれば、私の体験が少しでもヒントになれば嬉しいです!