【体験談】夫婦で1年育休してみた!メリット・デメリット&よく聞かれる3つのこと

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夫も出産前から1年間の育休を取ることにした我が家。

この1年を振り返ると「本当に良かった!」と思うことがたくさんあった一方、想定外の大変さもありました。

この記事では、夫婦で育休1年を過ごして感じたメリット・デメリット、よく聞かれる3つの質問とその答えをまとめます。

夫婦で育休を1年取った我が家の状況

  • 家族構成: 夫・私・1歳児の3人
  • 夫: 出産予定日1か月前から育休スタート(有給消化)→ 1年間取得し復職
  • 妻: 産前休暇から育休中(現在も継続)

出産直前に夫がフルで家にいたのは、心の安心感がかなり大きかったです。

夫婦で育休を取るメリット

まずは、夫婦で1年育休を取って「良かった!」と感じたポイントをざっくり挙げてみます。

夫婦で育休を取るメリット
  1. 産後の身体の負担が軽減される
  2. 子どもの成長を一緒に見届けられる
  3. 家族でゆったり過ごす時間が持てる
  4. 夫婦で育児スキルに差が出ない
  5. 一人で外出しやすい

①産後の身体の負担が軽減される

産後は体力が落ち、家事や夜間の対応だけでも精一杯。

夫が育休中だったおかげで、授乳以外の夜間対応を任せられたり、家事も大変な部分は負担してもらえたので、身体の負担もだいぶ軽減されたと思います。

逆に夫が育休を取っていなかったらと考えると、正直どうなっていたか…。

②子どもの成長を一緒に見届けられる

首すわりや寝返り、ハイハイといった「初めての瞬間」を一緒に喜べるのは、夫婦育休ならではの贅沢。

自分だけが目撃した子のおもしろ行動を報告しあったり、数か月前の写真を見返して「こんなに小さかったんだ~!」と共有できたりしたのは、かけがえのない時間でした。

タミータイムも全力で参加

③家族でゆったり過ごす時間が持てる

平日でも3人でお散歩したり、ランチに出かけたりと、「家族で過ごす日常」をしっかり楽しめたのは育休ならではの特権。

忙しい日々の中で、こうしたゆとりのある時間はなかなか持てないと思うので、貴重な時間を過ごすことができました。


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④夫婦で育児スキルに差が出ない

おむつ替えやお風呂、寝かしつけ、離乳食の進め方まで夫婦で同じ経験を積めるため、どちらかが「初心者のまま」ということがありません。

結果として、夫の育児力が圧倒的に上がったのも大きなメリット。

沐浴は夫の担当だったので私より上手い

⑤一人で外出しやすい

「子どもを預ける=夫に任せる」が当たり前になり、美容院や友人とのランチにも気軽に出かけられました。

ほんの数時間であっても、育児から離れて過ごす時間を持てたのは大きかったです。

より縁遠くなってしまったおしゃランチ

夫も夫で、時々ひとりで出かけたり飲み会に参加したりしていました。

夫婦で育休を取るデメリット

一方で、「これはちょっと大変」「想定外だった」と感じた点はこちら。

夫婦で育休を取るデメリット
  1. 収入が減る → 家計管理がシビアに
  2. キャリアへの影響が気になる
  3. ワンオペスキルが育たない
  4. 一人になる時間が少ない
  5. パートナーが非協力的だと逆にストレス増大

①収入が減る → 家計管理がシビアに

育休手当があるとはいえ、当然ながら収入は減少します

我が家は事前にシミュレーションしていたので大きな不安はなかったものの、1年通して固定費や支出を見直す必要がありました。

ちなみに、我が家で盲点だったのは、常に家にいることで発生する「食費」「光熱水費」の増大。

数少ないストレス解消法だったお菓子やアイスなども、じわじわと家計を圧迫…笑

②キャリアへの影響が気になる

私自身はキャリアを気にしていませんでしたが、夫はやはり社内での評価や復帰後の仕事感覚に不安を持っていたようです。

男性の長期育休はまだ珍しいので、会社の雰囲気や理解度にも左右されると感じました。

③ワンオペスキルが育たない

常に2人で動いていたため、「一人で子をお風呂に入れる」「一人で子連れ外出する」といったスキルがなかなか身につかず…

夫の復職後はちょっと、いやかなり戸惑い、慣れるのにも時間がかかりました。

ベビーカーを交代で押せたありがたみ…

④一人になる時間が少ない

常に誰かが家にいるため、人によってはストレスになるかも?

私は全く気になりませんでしたが、パートナーとの生活リズムが合わないとイライラ要因になり得ます。

夜型の夫&新生児

⑤パートナーが非協力的だと逆にストレス増大

「夫婦育休=家事育児を一緒にする」のが理想ですが、分担がうまくいかない場合、むしろ不満が溜まる可能性も…。

スタート時点で役割分担の話し合いをしておくのがおすすめです。

非情な仕打ち

夫婦育休についてよく聞かれること3選

夫婦で1年育休を取っていると言うと、周りからよく聞かれることがいくつかあります。

そこで、実際に1年を過ごした私たちの答えをQ&A形式でまとめてみました!

Q.1年も育休って暇じゃないの?

産前によく言われたのですが、個人的には全然暇ではなかったです!

0歳育児は毎日がイベント続きで、授乳・おむつ・寝かしつけ・離乳食…と1日があっという間。

もちろん、多少ゆとりはある状況でしたが、基本的には「夫とタスクを分けてなんとか回す」という感覚でした。

Q.夫婦でずっと一緒にいると喧嘩が増える?

これは人によると思いますが、我が家は特になかったです。

家事や育児を一緒にやることで「相手の大変さを実感できる」ので、お互いに感謝の気持ちが増えたのかも?

もちろん、夜中の寝不足でピリッとする瞬間もありましたが、仕事のストレスがない分、衝突が軽く済んだと感じます。

我が家は夫婦ともインドアでおうち大好き人間なので、その影響もあるかもしれません。

Q.収入減で生活は大丈夫?

育休手当や貯金を含めて計画していたので、ギリギリ困らず過ごせました。

ただ、手当の時差払いと産後の出費のもろもろが重なり、一時期は預金残高が右肩下がりに…。

結果的に固定費を見直したり、食費(特にお菓子など)の節約が定着したのはいい副産物だったかも。

まとめ

夫婦で1年育休を取ったおかげで、産後の回復や家族の絆づくりには間違いなくプラスでした!

一方で、収入減やキャリアへの不安など現実的な課題もつきもの。

それでも私たちは「もう一度やるか?」と聞かれたら迷わずYESと答えると思います。

夫婦で育休取得を検討されている方の参考になれば幸いです!

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